1. 概要心不全とは、心臓のポンプ機能が低下して全身に十分な血液を送り出せなくなった状態を指します。日本循環器学会では一般の方向けに「心不全とは,心臓が悪いために,息切れやむくみが起こり,だんだん悪くなり,生命を縮める病気です」と定義しています。つまり、心臓の機能が低下することで呼吸困難(息切れ)や疲れやすさ、むくみといった症状が現れ、放置すれば徐々に悪化していく進行性の病気です。なお、「心不全」という言葉から心臓が完全に止まってしまうような印象を受けるかもしれませんが、実際には心臓は動いているものの弱っている状態であり、適切な治療によって症状をコントロールすることが可能です。