1.概要弁膜症とは、心臓にある弁が正常に働かず、血液の流れに障害をきたす病気です。心臓には4つの部屋(左心房・左心室・右心房・右心室)があり、それぞれの部屋の間に一方向に血液が流れるよう扉の役割をする「弁」がついており、血液が逆流しないようにしています。弁膜症では、この心臓の弁が固くなって開きにくくなったり(狭窄)、閉じにくくなって隙間ができ血液が逆流したりする(閉鎖不全・逆流)状態になります。 代表的な弁膜症として、大動脈弁狭窄症や僧帽弁閉鎖不全症などがあり、 これらは放置すると心臓のポンプ機能が低下して全身に十分な血液を送れなくなり、心不全や突然死を引き起こす可能性があります。