1. 慢性閉塞性肺疾患(COPD)とは?慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、主にたばこの煙をはじめとする有害物質を長年吸い込むことで、気管支や肺に慢性的な炎症が起こり、空気の通りが悪くなる病気です。以前は「肺気腫」や「慢性気管支炎」と呼ばれていた病態を含み、息切れ、咳、痰が徐々に進みます。風邪などの感染をきっかけに急性増悪を起こし、緊急治療や入院が必要になることもあります。 COPDはゆっくり進行するため、「年齢のせい」「体力の低下」と思われやすい病気です。日本呼吸器学会は、日本では40歳以上の約12人に1人、推定530万人以上がCOPDと考えられる一方、実際に受診している方は一部にとどまるとしています。早めに気づき、治療につなげることが大切です。